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モジュールとは

今日は”モジュール”のお話。

モジュールとは建築設計においての基本寸法単位のことです。

”尺モジュール” 910m(=3尺)

”メーターモジュール” 1,000mm

”インチモジュール” 1,218mm 

現在もっとも多く住宅建築に使用されるサイズが尺モジュールです。

910mmの2倍1,820mm 2分割445mm 3分割303mm
基本寸法の倍数や等分割寸法を組み合わせて設計寸法を考えていくのが普通です。

自由に他の寸法も使うことは出来るんですが、尺モジュールを採用する方が施工上効率も良く 流通している建材も、この寸法で販売されているため材料が無駄にならずに済みます。

メーターモジュールにすると尺と比べて2割程床面積が増えますが、基礎や屋根の施工面積が増えますたり、 建築材料が多くなるので全体の建築コストが高くります。
コストを抑えた住宅を考える時には尺モジュールの良さを活かしましょう!


モジュールにちなんだ話では、日本は古来より木割(きわり)という寸法体系が使われてきました。 法隆寺に伝わる『愚子見記』 という書もありますが、全体的に体系化されたのが桃山時代に江戸幕府大棟梁の家柄であった 平内家の秘伝書『匠明』に桃山時代の住宅の木割(きわり)と規矩(きく)のことが書かれていました。 

 

木割は柱割から各部の寸法までを相関的比例関係によって表したもので、規矩は部材の継手や仕口を作成する時に必要な図形を 直接木材の表面に描く技法が伝えられてきました。 江戸時代にはこれらを元に匠家極秘傳(しょうかごくひでん)という雛形本が出版されました。

日本建築が今日あるのも、絶えず技術の継承が伝わってきたからですね。