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住宅ローンいくら借りられるの?
家づくりでまず考えたい『予算』
この予算が決まらなければ家の規模や設備のグレードなどプラン自体が立てられません。
ほとんどの方は住宅ローンを利用する方が多いですが、いくら借りるかによって家づくりの予算が違ってきます。
現在ある住宅ローンが物件価格を上限に借りる人の年収等の条件によって融資条件をクリアすれば
融資限度額いっぱいまで借りられるようになっています.
しかし、ここで注意したいのは『借りられる金額=楽に返済できる金額』ではないということです。
借入限度額に目が行きがちですが、実際に返済できる金額が大切です。
自分が毎月いくらまで住宅ローンにまわせるかを考え、そういった場合に借りられる金額を知りましょう。
STEP 1 | 返済期間を考えましょう | 年 |
35年、または80歳くらいまでに完済できる期間を最長返済期間に設定できるのが一般的に言われますが、
定年退職前に完済する方が安心です。
退職年齢 仮に60歳として、 60歳-今のあなたの年齢=住宅ローン借入期間
STEP 2 | 毎月返済額考えましょう | 円 |
普段生活をしていくのに無理がないのはいくらまでかを考えましょう。
ボーナス返済を含む支払いは平成8年以降から減少し、現在では90%以上の方が毎月返済のみとなっています。
※年間返済額とは「毎月返済額×12ヶ月」
目安は今の住居費
現在の家賃+共益費+現在の駐車場代+住宅取得のための貯金=月々住居費として使える金額
STEP 3 | 金利タイプを選びましょう | 全期間固定金利型/変動金利型 |
下記の表は、全期間固定金利型は2.5%、変動金利型1%と仮定して借入可能額を算出しています。
STEP 4 | 返済方法を選びましょう | 元利均等返済/元金均等返済 |
ほとんどの銀行で取り扱っている住宅ローンは、元利均等返済。
元金均等返済はフラット35、財形住宅融資など一部の住宅ローンで扱っています。
● 借りられる金額の目安 『元利均等返済』
縦軸:毎月返済額、横軸が返済期間です。
交わる欄の上段が全期間固定金利型、下段が変動金利型の場合に借りられる金額の目安となります。
※金額は金融機関によって違ってきますので、この表の数字はあくまでも目安として下さい。
● 借りられる金額の目安 『元金均等返済』
縦軸:毎月返済額、横軸が返済期間です。
交わる欄の上段が全期間固定金利型、下段が変動金利型の場合に借りられる金額の目安となります。
※金額は金融機関によって違ってきますので、この表の数字はあくまでも目安として下さい。
みんなはどれくらい住宅ローンを借りてるの?
借入の金額は年収や家計状況、今後の出費の予定に違ってきます。
と、いうものの他の人達が、どのくらいの家を建て、いくらくらい住宅ローンを借りているのか
気になりますよね?
そこで、最新データの平成26年度 国土交通省『住宅市場動向調査』を見てみますと、
新築世帯は住宅建築資金 2,958 万円、自 己資金比率 34.1%、
建て替え世帯はそれぞれ 3,245 万円、自 己資金比率 74.7%
年間返済額では、114万円で毎月返済にならすと9.5万円です。
総資金額のうちの借入額の割合が60%、つまり平均で4割ほど頭金を用意しているという感じですね。
実際には限度額いっぱい借りずに、頭金を準備して足りない分を住宅ローンから、という人が多いんです。
ちなみに、住宅建築資金借入金の返済期間は35年以上がもっとも多く、全国で59.8%です。